2025年03月26日

『型板ガラスの世界』

【5月18日追記】現在、『型板ガラスの世界』の通販はシカクさんにお願いしています。
シカク オンラインショップ|型板ガラスの世界

『型板ガラスの世界』をお取り扱いいただけるお店を随時募集しています。本ページ末尾のメールアドレスよりお気軽にお問い合わせください。


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今年の「おかやまZINEスタジアム」で先行販売した『型板ガラスの世界』のオンライン販売をスタートします。

日本にはガラスメーカーが3社あります。昭和時代、その3社が競い合うようにつくっていたのが本紙にまとめた型板(かたいた)ガラスたちです。主な商品はほぼ網羅していますので、このパンフレットがあれば模様と名称の同定が簡単にできると思います。

仕様はA4サイズ・6ページ(三つ折り/片観音)。価格は800円。下の画像は中面・外面の全体です。クリック(タップ)で拡大できますので、ウェブ上でもお楽しみください。

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通販は、大好きな大福書林さんが請け負ってくださることになりました。下記ページよりご注文いただけます。
大福書林オンラインショップ|型板ガラスの世界

【5月18日追記】大福書林さんの在庫は完売しました。現在はシカクさんが通販の窓口となっています。

大福書林さんはすてきな本をたくさん扱われていますので、この機会にぜひ他の商品もチェックしてみてください。

掲載した型板ガラスの名称は、メーカーの社史や当時の商品広告などを調べて特定したものです。ひらがな/カタカナ/漢字表記を含めてこれが正しい名前(商品名)です。アラビアンではなく「アラビヤン」、クローバーではなく「クローバ」など、調べてみて初めて分かったことも多くあります。

漢字の「色紙」とひらがなの「しきし」の2種類の商品が存在することも、撮影と調査を続ける中で判明しました。そっくりな模様ですが、よく見ると地紋が異なっているのが分かると思います。「色紙」は粒状、「しきし」はスクラッチ状の地紋が入っています。
参照:型板ガラス「しきし」の謎

型板ガラスにかんする資料はメーカーにもほとんど残っておらず、不明な点が多くありました。複数の資料を突き合わせて初めて分かった事実を本紙に反映しています。

現在、日本のガラスメーカーが製造している型板ガラスは「霞(かすみ)」だけです(特徴のある模様ではないので本紙には掲載しませんでした)。その他の型板ガラスはもう製造されていません。徐々に街からなくなりつつあります。

私たちが型板ガラスに特別な感慨を覚えるのは、子供のころの記憶や、家族と過ごした日々の思い出と結び付いているからではないでしょうか。「あの頃」はもう戻ってこないけど、ずっと心の中にあります。型板ガラスの模様は、その記憶を呼び起こしてくれるような気がします。

消えつつある型板ガラスを、せめて印刷物だけでも残しておきたいと考え、本紙を制作しました。10年かけて60種を撮り集め、やっと完成しました。みなさんの思い出のそばに置いていただけますと幸いです。

当ブログの過去記事に、各種型板ガラスの大きな画像や、窓全体を含めて撮影した写真を掲載しています。ぜひ併せてご覧ください。

・型板ガラスコレクション(旭硝子編_前編)
・型板ガラスコレクション(旭硝子編_後編)
・型板ガラスコレクション(セントラル硝子編)
・型板ガラスコレクション(日本板硝子編)


【卸販売につきまして】
『型板ガラスの世界』をお取り扱いいただけるお店を募集しています。下記までお気軽にお問い合わせください。諸条件をお伝えいたします。
picto@mx35.tiki.ne.jp (内海慶一)

下記は2025年4月以降に納品したお店です。

・手紙社 TEGAMISHA BOOKSTORE(東京都調布市)
・ウレシカ(東京都杉並区)
・ブックカフェ&ギャラリー COYAMA(神奈川県川崎市)
・ネコゼ商店(愛知県豊橋市)
・FOLK old book store(大阪市中央区)
・シカク(大阪市此花区)
・舫書店(神戸市垂水区)
・太陽の眼(高知県高岡郡)
・びいだま舎(島根県安来市)
・SHEEPSHEEP BOOKS(鳥取市)
・bear's bookstore(岡山市)
・ながいひる(岡山市)
・地域交流ステーションverde(岡山市)
・古本たかつか(岡山県津山市)
・古本屋 弐拾dB(広島県尾道市)
・鯛文庫(大分市)

posted by pictist at 21:46| 都市鑑賞