2022年08月24日

型板ガラス_ソフト系と石目系

IMG_8245.jpg

このような柄の型板ガラスはメーカー3社が製造しており、旭硝子は「ラフライト」、日本板硝子は「ソフトペーン」、セントラル硝子は「ソフトラル」という商品名で販売していました。

それぞれ微妙〜に柄が違うのですが、見分けるのが大変なのでまとめて勝手に「ソフト系」と呼んでいます。

このソフト系の型板ガラス、日本に住んでいる人なら誰でも一度は見たことがあると思いますが、こういうふわっとした柄なので、はっきりと記憶している人は少ないのではないでしょうか。こうやって写真で見たら思い出すけど、映像が記憶に定着していないというか。

下記は「石目系」の型板ガラス。これも各社からそれぞれ微妙に異なる柄が出ていて見分けるのが大変なので、勝手に「石目系」と呼んでいます。日本板硝子は「石目」、旭硝子も同じく「石目」、セントラル硝子は「ロックラル」という商品名です。

IMG_9384.jpg

これも見たことあるけど意識に上がってこない、絶妙な柄ですね。


【あわせて読みたい】
・型板ガラス「しきし」の謎
・型板ガラス「菊」の謎(“半”解決篇)
・型板ガラス「アラビヤン」と「クローバ」
・フォードと型板ガラス
・型板ガラスコレクション(セントラル硝子編)
・型板ガラスコレクション(旭硝子編_前編)
・型板ガラスコレクション(旭硝子編_後編)
・型板ガラスコレクション(日本板硝子編)
・型板ガラス_モールとダイヤ
・結霜ガラス





posted by pictist at 22:04| 都市鑑賞