2020年03月01日

山陽放送会館の階段にしびれた

以前、「山陽放送会館の中が見たいなー」って書いたんですが、なんと中の人から見学のお誘いをいただきました! わーい。

RSK山陽放送会館(岡山市)は1962年(昭和37年)竣工。設計は佐藤武夫。建築音響学の先駆者と言われている人です。

今回、建物の中をあちこち見せてもらったんですが、いちばん印象に残ったのが、廊下の真ん中に突然現れるこの階段。

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こんな階段の位置、ある? いや、ないことはないんだろうけど。珍しくないですか。この唐突感にしびれました。

階段をあがって上から見ると、こう。

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もう一つ、別の場所の階段もご覧ください。

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なんかすごいゴージャスですよね。赤、黒、金で。どこへいざなわれるんだろうっていう。

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そして手すりの白ラインがびしっと空間を引き締める。

で、これだけじゃないんです。さらに別の階段があって、それがまた見ごたえあった。写真で伝わるかなあ。

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分かりますかね。どうなってるか。

建物の中に、西エリアと東エリアがあると思ってください。その中間にこの階段棟があると思ってください。たとえば「2階・西エリア」から「3階・東エリア」へ行きたい場合は、まっすぐ階段を登っていけばOK。

「2階・西エリア」から「3階・西エリア」へ行きたい場合は、途中の踊り場でくるっとUターンして、隣りのラインの階段を登ります。

という構造の階段が、2階から4階まで続いているのです。

踊り場のそばの壁にこんなものがありました。

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防火シャッターの昇降装置のようです。真鍮の鈍い経年光沢がいいですね。こうした真鍮製のものも、だんだん身のまわりからなくなりつつあります。

次回はロビーの様子、照明器具、建物内で見た文字などをご紹介します。





posted by pictist at 01:47| 都市鑑賞