
前回と同じく、僕もゲスト出演させてもらいました。大山さんとはもう10年、森岡さんとも数年のつきあいになります。今回は大塚さんがスケジュールの都合で来られなかったのが残念でした。
前回は「シュロ景」をプレゼンしましたが、今回は「装テン」をプレゼン。撮りためた装テン写真の中から、会場のある奉還町界隈のものを選んで紹介しました。

大山さんはマンションポエムをプレゼン。間取り図、装テン、マンションポエムの不動産3部作という感じになりました。
そしてなんと、3人の共通の知人であるライターの三土たつおさんが、このイベントを見るために東京から来てくださいました。ありがとう!
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僕はマドリストではないけど、ときどき「面白い間取り図って、単なる描き間違いでしょ?」と言う人がいるのは、とても残念だなあと思うんです。
間取り図ナイトでは実際の物件の内観写真も一部紹介しています。キッチンシンクのすぐ横に便器が描かれている間取り図。5枚ある畳の大きさがすべて異なる間取り図。コンビニの店内に寝室が並ぶ間取り図。どれも実在するんです。現実は僕たちの想像の斜め上を行ってる。
中には描き間違いもあるだろうけど、でも上記のような衝撃的な物件の実在を知ってしまうと、軽々に描き間違いと断定することもできなくなるんですよね。そこが面白い。実在するのか、しないのか。虚実のはざまで妄想を繰り広げられるところが間取り図鑑賞の醍醐味だと思います。マドリストじゃない僕が言うのもなんだけど。
『間取り図大好き!』レビュー
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